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2017.09.07

導入編

グーグルスプレッドシートでアナリティクスの集計をしてみる

こんにちは、新卒のkmです。

今回はグーグルのスプレッドシートにアドオンを取得して自動集計するところまでを紹介していきたいと思います。

まずはアドオンの取得から始めます。
画像のように「アドオン」から「アドオンを取得」を選択します。
20170830205046

「Google Analytics」と書かれたものがあると思うので、取得します。
20170830205151

取得すると「アドオン」の中に「Google Analytics」が追加されているので、「Create new report」を選択します。
2017-08-31_10h23_40

次に集計したい値等を各項目に入れて「Create Report」をクリックします。
createReport

すると、下の画像のように自動でシートが作られ、値が入力されます。
この場合、「Test」という名前のシートを作成し、直近7日分のpv数を月別で集計します。

createReportResult

集計したい項目や期間を変えたい場合は直接セルに入力すれば、変えることができます。
下の表でConfigurationOptionsの項目について説明します。

ConfigurationOptions 必須 説明
ReportName いいえ レポート名。同じ名前のシートが作られ、集計結果が出力される。
Type いいえ 基本的に「core」で問題ありませんが、マルチチャネルファネル系のAPIを使用する場合は「mcf」と設定する
ViewID/ids はい アナリティクスのビューID
StartDate LastNDaysを設定していればいらない データ集計期間の開始日。「yyyy-MM-dd」で指定することもできるが、「today」のように指定することも可能
EndDate LastNDaysを設定していればいらない データ集計期間の終了日
LastNDays StartDate,EndDateを設定していればいらない 集計を実行した前日からN日前までのデータを集計する
Metrics はい 集計する項目
Dimensions いいえ 分割する項目
Sort いいえ 並び替え。「ga:xxxx」だと昇順、「-ga:xxxx」だと降順に並び替えられる。
Filter いいえ フィルタを設定できる。「ga:pageviews>=1000」とすれば、1000pv以上のものだけ表示される
Segment いいえ アナリティクスで作成したセグメントを設定できます。セグメントの作成方法はこちら
SamplingLevel いいえ 処理速度、データの精度のどちらを優先させるかを設定する
StartIndex いいえ n番目以降のデータを出力する
MaxResults いいえ 集計結果を表示する件数。1シートに最大10000件まで表示させることができる。
SpreadsheetURL いいえ ここに入力したURLのスプレッドシートに結果を出力することができる。

それぞれの値が設定できたら、「アドオン」=>「google analytics」=>「Run Reports」すると結果を出力してくれます。

runReport

「successfully」が出れば成功です。
2017-09-01_15h48_02
定期的にデータを集計したい場合は「Google Analytics」=>「Schedule reports」を押すとダイアログが表示されるので、「Enable reports…」にチェックをして、集計したい間隔を決めて「save」すると、自動で集計されるようになるので、毎回手動で「Run」する必要がなくなります。
2017-09-01_15h50_45

以上です。
ありがとうございました。

参考サイト:
Marketing Sphere
Implementation Guides and Solutions


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