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2016.12.26

開発環境・ツール

MacでBootCamp領域を含むディスクのクローニングを、無料のClonezillaで。

JTです。

 

【まとめ】
MacBookProでBootCamp環境を構築している場合のディスクの差し替え(既存の容量より大容量への換装)の場合、(有料の)Winclone5がなくても、フリーの定番ツール「Clonezilla」でクローンが行えた。キモはClonezillaでのリストア時にエキスパートモードで「-j1」オプションを有効にすること。

 
【経緯】
MacBookProのOSX+BootCamp(Windows10)環境について、HDD(500GB)→SSD(750GB)に差し替えることになった。
SSDに付属していたクローニングツール(Acronis True Image HD)でディスク全体をクローンしてみたところ、OSXは起動できたものの、起動ディスクをWindows10とした場合ブートせず、ハマった。

こういう時は鉄板のClonezilla(http://clonezilla.org/downloads.php)(2.5.0-5)を利用してみたところ、やっぱりOSXは戻るんだけどWindowsは起動してこない。あきらめてWinclone5を買うか……と思っていたら以下の情報に出会った。

How to Clone Mac with Bootcamp running Windows 7,8,10

 

 

【結果】
結論としては、上記のサイトにある通り
1)Clonezillaでオリジナルディスクからディスクイメージを取得するときは初心者モードで普通に全体をイメージ化
2)イメージからリストアするときはエキスパートモードで
・「-j1」オプション(リストア後にMBR書き込み)にチェックを入れる。
・「-e1」はoffに(これは不要かも。案内動画でoffにされていたので倣った)
あとはデフォルトのままでリストア実行……

であっけなくイメージからの復元→Windows10起動ができた。OSのライセンス認証も問題ないようだ。OSX側も特に問題なし。

※ちなみに今回500GB→750GBへの差し替えだったのだけど、Windows10が起動したら
[管理ツール]-[コンピュータの管理]-[ディスクの管理]-[ボリュームの拡張]
でWindows領域を拡張できました。

 

しばらく運用してみて問題あったら追記します。

しばらく見ない間にS3へのイメージ保存まで対応していて、ちゃんと進化していますね、Clonezilla。ありがたい。


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