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2015.01.15

開発環境・ツール

Vimの環境構築とか設定とか

こんにちは、KTです。

一度自分のVim環境が壊れて再構築したので、メモがてら私のVimの設定やら何やらを紹介しようと思います。他にもこんな良い設定orプラグインあるよってのがあれば教えて下さい!

ちなみにMacのターミナルから使用するVimとMacVimの設定なので、WindowsのGVimだと動かないかもです。Macのターミナルで動くからLinuxでも動くはず・・・

1. インストール

brew install vim

なり

brew cask install macvim

なりなんでもどーぞ

2. 設定ファイル群の準備

設定ファイル群はGithubで管理しようと思います。パブリックだと無料なので。

別にCodebreakでもBitbucketでもなんでもいいです。もちろんローカル管理でもOKです。

1. Githubの準備

Githubにアクセスして、dotfilesって名前のリポジトリを作ってください。

その後、ターミナルから

cd ~
git clone https://github.com/xxxxxxx/dotfiles.git

を実行してクローンしておきましょう。

2. 設定ファイルの配置

ターミナルから

cd ~/dotfiles
touch .vimrc
touch .gvimrc
cd ~
ln -s dotfiles/.vimrc .
ln -s dotfiles/.gvimrc .

と実行して、~/.vimrcと~/.gvimrcが見える状態にしましょう。

3. NeoBundleの準備

Vimのプラグイン管理として、NeoBundleというプラグインを利用します。詳細はリンク先を見てください。

ターミナルから

cd ~/dotfiles
git submodule add https://github.com/Shougo/neobundle.vim.git .vim/bundle/neobundle.vim
cd ~
ln -s dotfiles/.vim .

を実行しましょう。これで、~/.vim/bundle/neobundle.vimが見えるようになります。

次に、設定ファイルにNeoBundleを利用するための設定を記述します。

~/.vimrcを開いて、以下のように設定を追加しましょう。

"------
" NeoBundle plugin
"------
set nocompatible
filetype off

if has('vim_starting')
 set runtimepath+=~/.vim/bundle/neobundle.vim
endif

call neobundle#begin(expand('~/.vim/bundle/'))

" originalrepos on github
NeoBundle 'Shougo/neobundle.vim'

" NeoBundle Plugins Here

call neobundle#end()

filetype plugin on
filetype indent on
syntax on

これでNeoBundleの準備はOKです。

なお、NeoBundleでインストールしたプラグインは~/dotfiles/.vim/bundleの下にインストールされるため、このディレクトリをgit管理対象外にします。

~/dotfiles/.gitignoreを作成し、以下のようにしてください。

.vim/bundle/*
!.vim/bundle/neobundle.vim

4. NeoBundleでインストールするプラグインの設定の追加

NeoBundleでは、インストールするプラグインを.vimrcファイルで管理します。

~/.vimrcを開いて、3.でNeoBundle Plugins Hereとした箇所に下記のように設定を追加してください。

" NeoBundle Plugins Here
" ファイルオープンを便利に
NeoBundle 'Shougo/unite.vim'
" Unite.vimで最近使ったファイルを表示できるようにする
NeoBundle 'Shougo/neomru.vim'
" ファイルをtree表示してくれる
NeoBundle 'scrooloose/nerdtree'

このように、NeoBundleで管理するプラグインは

NeoBundle '(プラグインのGitリポジトリ)'

の形式で記述します。

5. その他設定の追加

NeoBundle以外にも、.vimrcにVimの設定をどんどん追加していきましょう。

6. 設定ファイルのコミット

設定ファイルを書き終えたらGithubにあげておきましょう。

cd ~/dotfiles
git add .
git commit -m "my first commit"
git push origin master

3. NeoBundleプラグインのインストール

ここまで出来たら、vimを起動し、起動時に未インストールのプラグインをインストールするかどうか聞かれるのでインストールしましょう。

もし聞かれなければ、vim上で以下のコマンドを実行すれば、未インストールのプラグインをインストールできます。

:NeoBundleInstall

これでVimの設定は完了です。Githubで設定ファイル群を管理するようにしたことで、別の環境でVimのセットアップをする時も簡単に出来ます。

 

 

※ 別の環境への設定取り込み方法

1. Vimをインストールしましょう。

2. 手順2の1.で作成したGithubをホームディレクトリ(~/)にクローンしましょう。

3. クローンした~/dotfilesディレクトリで下記のコマンドを叩きましょう。

git submodule init
git submodule update

4. ホームディレクトリにリンク貼りましょう。

cd ~/
ln -s dotfiles/.vim .
ln -s dotfiles/.vimrc .
ln -s dotfiles/.gvimrc .

5. Vim起動しましょう。起動時に未インストールのプラグインのインストールを求められるのでインストールしておきましょう。

 

以上

 

 


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